レポート「七つの習慣 ボードゲーム」
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- 2017年3月18日
- 読了時間: 4分

「7つの習慣ボードゲームを通して7つの習慣を体感する。」 芦田 祐希
こんにちは。今回「7つの習慣ボードゲーム会」のファシリテーターを務めさせて頂きました、芦田です。
世界で3000万部、日本でも100万部以上を売り上げた代表的ビジネス書である「7つの習慣」。
しかし、その内容のボリュームや難しさから、その完読率は決して高いものではないようです。
そんな7つの習慣を楽しく学習、体感することを目的に作られたのが「7つの習慣ボードゲーム」。
Roots Lab.では今回、この「7つの習慣ボードゲーム」を使ったゲーム会を開催しました。
「7つの習慣ボードゲーム」の魅力

このゲームの最も重要なファクターの一つが「交渉」。
仮想のお金や資産を使って、他人と交渉しながら自分の目的を達成するのです。
ゲームとは言え、思わず熱中してしまうのがこのゲームの魅力の一つ。
自分の普段のコミュニケーションのスタンスがそのままプレイに影響します。
私はこのボードゲームをプレイして様々な気付きを得ることができました。
その中でも最大の学びとなったのが「他人へのお願いの仕方」でした。
初めてプレイした時、私はゴールすることが出来ませんでした。
理由は明白、他人との折衝がおっくうで交渉することを避けていたのです。
しかし、仕事をする上で他人と協力することは必要不可欠。
一人で物事を抱えこんでいては進む仕事も進みません。
私は、この結果に普段の仕事のスタンスが表れている事に気が付きました。
この時、人に交渉することの大切さをまさに「実感」したのです。
このように自分と他人を客観的に見つめ、自分の振る舞いの特徴を認識できるということが
このゲームの最大の魅力の一つではないかと思います。
(あと、人は「貸し」は覚えていても「借り」は忘れやすいということも学びましたね笑)
私はこのように楽しみながら学びを得られるゲームを他の人にも是非体験してもらいたいと思い、
今回このゲーム会を企画・ファシリテートをさせて頂きました。

白熱するプレイ
ゲーム開始直後はみなさんルールを理解しながらプレイしている様子でしたが、
内容が分かってくると、その交渉は次第に熱いものとなっていきました。
ガツガツ交渉する人、相手に合わせる人、穏やかながらも主張はする人、本当に様々な人間模様が展開されました。
どの方も必要不可欠な人材だと思います。
慣れてくると、非常に賢い交渉内容を提示してくる人もいます。
ゲーム中盤はそのような感じで盛り上がっておりました。
終盤になると、目標を達成している人としていない人に分かれます。
すると、いつも本当に不思議なのですが、自分の目標を達成している人は「他人がどうやったら目標を達成できるか?」という思考回路になるのです。
「自分が満たされて初めて他人を満たせる」という言葉もありますが、それを目の当たりにした様な気がしました。
しかし最後の最後、ハプニングイベントが発生し、ゲームはどんでん返し。
目標を達成していた多くの人が転落してしまいました。
そんなハプニングが起こることもこのゲームの魅力となっています。(笑)
人生に油断は禁物ですね。
しかしそれでも、今回の参加者の方たちは大変協調性のある方々でして、
なんと、ほとんどの人が目的を達成しゴールすることができたのです。
これは大変珍しいことです。
ゲーム会終了後は恒例の振り返りを居酒屋にて(笑)行いました。
自分が得た学び、気付きを周囲にシェアすることはとても大切です。
そして毎回、このフィードバックはとても盛り上がります。
お酒が入っていたのでなおさらでした。(笑)
参加者の方の気付き・学びを教えてもらうことは大変楽しいものでした。
最後に
会場準備や集客をしてくださった方々、ならびに参加者の皆様、この度は本当にありがとうございました。
お陰様で私自身、とても楽しくファシリテートをさせて頂くことができました。
皆様がこのゲーム会から少しでも有意義な何かを得られたのでしたら、これ以上嬉しいことはありません。
今回、残念ながら参加することができなかった友人の中島くんのためにも第二回の企画を頑張りたいと思います。(笑)(記 芦田 祐希)
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